. うちの家政婦さん 38

~Cside~
………僕って本当にバカだと思う
キッチンでぐるぐると考えて思わずコテージを飛び出してしまったけど
お財布は持ってないし、スマホだって忘れたし、エプロンも付けたままだし
それに……人気のない道は怖くてとても進めそうになくて、僕は仕方なく街灯の下にあるベンチへと腰掛けた
この辺りは森林ばかりで民家すらないばかりか、夜はあまり車も通らない
こうやって出てきてしまったけど、チョンさんは気付いてくれないかもしれない
飛び出しておいて本当は探しにきて欲しいなんて、なんてわがままなんだろう
「………グスッ」
思わず涙が溢れてきて目をゴシゴシと擦る、これからどうしたらいいんだろう
せっかくここまで連れてきて貰ったのに……
僕は迷惑でしかなかったんだろうか
こんなにも好きが溢れて仕方がないのに、やっぱりちゃんと伝えれば良かった
何も伝えられないままクビになってしまったら……
ポロポロと溢れる涙は頬を伝い、エプロンに点々と染みを作る
寂しさに耐えきれず抱えた膝に顔を埋めて、猫のように丸くなるしかない僕だったんだ
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