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苺な彼とビールな僕

. 俺の婚約者殿 20








~Yside~






「ったく、いつまで笑ってんだ!!」


「ぷっ……ご、ごめんなさい、だって////」




クスクスと口もとに手をやって可笑しそうに笑うシム・チャンミン、目の端には涙まで浮かべちゃってるし!!



待ち合わせの時間を1時間ほどオーバーして必死で駆け付けたっていうのに、俺の顔を見るなりクスクスと笑いだしやがって!!



ムッとして睨むと慌てて指をさしたのは俺の後頭部からあらぬ方向に飛び出した髪



起き抜けに仕事に集中してて、そのまま慌てて家を飛び出したから寝癖になんて全く気づいてなかった!!



……クソッ!!////




「そんなに怒らないで?少し待ってて下さい」



そう言って席を外した彼が戻った時に手にしていたのはホカホカと湯気を立てたハンカチで



「失礼します、少しじっとして?」


「ちょっ!!お、おい!?////」



まだ笑ったまま俺の後ろに回ると、そっとハンカチを髪に当てて寝癖を直してくれるとか!!



ふわりと香る甘い香りに目眩がしそうでほんとヤバイ!!



そういやこないだタクシーまで抱えるようにして運んだりときもこの香りがしたっけ



男のくせにやけに華奢で……




……って何考えてんだ俺!!!!////




「ふふ、これで直りました」


「……お、おう、ありがとう////」


「いえ、失礼ばかりですいません////」


「い、いや………じゃ、行くか」


「はい////」




それからやっとカフェを出て、俺達はチャンミンお勧めの店へと車を走らせた



車の中ではお互い無言になっちまって、視界の端に移る奴をチラチラと見ていたけれど



時々伺うように俺を見つめる潤んだ瞳に、本当は心臓がバクバクと音を立てていたなんて




……かっこ悪くてとても言えないよ
























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