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苺な彼とビールな僕

. 恋人なんかじゃない 39













~Cside~










「あ、それはこっちにお願いします」




「チャンミンこれは?」




「それはここに置いて、あ!!違うそっちじゃない!!」









忙しなく動き回る僕を見つめるユノさん、全く、さっきからクスクス笑ってるだけで全然動いてくれないんだから!!







今日は待ちに待った引っ越し当日、そりゃ僕の荷物ばかりだけど、二人で使うものもいっぱいあるのに







もう少し協力してくれたって……








「何怒ってるの?」



「べ、別に///」



「ふうん?ほっぺが膨らんだままだけど」



「なっ!!膨らんでません!!///」






そっと僕の頬を撫でる指に過剰に反応してしまう、だってまだ業者の人だっているのに!!




二人っきりじゃないのに!!///








「チャンミン?」



「ま、まだダメ///」



「ふふ、じゃあ後でたっぷり触れていい?」



「!!!!///」







ユノさんの言葉にカアッと顔が熱くなるのがわかる、きっとまた僕の反応を見てからかってるんだから!!






「ごめん、ちゃんと手伝うからそんなに怒らないで?」



「………///」




「チャンミン」




「じ、じゃあそれをこの棚にしまって下さい」




「ん、了解、奥さん」



「!!!!///」



「あーはーはーはー!!」










僕を見て肩を揺らすあなたが憎らしくて思い切り睨んでやったのに







あまりにも幸せそうに笑うから、つられて笑顔になってしまう僕だったんだ














































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. 恋人なんかじゃない 38












~Yside~










初めて君に触れた夜、これまで経験したことのないほど幸せな朝を迎えた







腕の中で丸くなる愛しい人が、瞼を開ける瞬間まで眺めていられるなんて






目を覚ました君は俺の顔を見ると途端に顔を隠してしまったけど






ぴょこんと飛び出た耳がやっぱり真っ赤に染まっていて、強く抱き締めずにはいられなかった







その日はお互いに離れられなくて、一日中寄り添うように過ごしたんだ







それから数週間が過ぎて、お互いの家族とも話し合った結果、俺達は年内に一緒に住むことが決定した






まだ時期が早いんじゃないかと言われたりもしたが、俺達の決心が揺るぐはずもなく







急な引っ越しの準備にとりかかることになった








二人で買いに行った家具も揃ったし、後はでかい冷蔵庫が届くのみ






『今は必死に料理を勉強中です!!』






なんてガッツポーズで言われても、君の作るものなら何でも美味しいはずだ、とか








月並みなことしか言えない俺だったんだ













































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. 恋人なんかじゃない 37













~Cside~









それからの事はあまりよく覚えていない……








ベッドに沈められて服を脱がされて、恥ずかしくて身を捩るのに許して貰えなくて







胸の突起に触れられた時は自分でも驚く程の甘い声を上げてしまって思わず口を塞いだのに







『もっと声聞かせて』







なんて耳元で囁かれて、その後は女の子みたいな声を沢山あげてしまった///







このまま最後までシテしまうのかと思ったけど、そこまでしないでいてくれたのは







きっと僕が泣き出してしまったから








嫌だったわけじゃない、その……この状況が恥ずかしすぎてとても耐えられなかっただけ







だって、真上から見下ろすあなたの瞳があんまり甘いから……








それでも直接僕のソレに触れられて、最後は二人で一緒に……とか







思い出すだけで顔から火が出そうだよ///








二人で達した後、すっかり力の抜けてしまった僕に雨のようにキスを降らせて







『一緒にシャワー浴びよう』






そう耳元で囁くから慌ててベッドから逃げてしまった







こうゆうとこ本当に意地悪、なんだよね///







そしてまだ火照った体を冷やそうとぬるめのシャワーを浴びて、二人して狭いベッドに入った







まだこの先の不安が消えたわけじゃない、でも、あなたと一緒なら大丈夫








そんな事を考えながら逞しい腕に包まれて、これまでにないほど幸せな気持ちで眠りについた僕だったんだ



























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. 恋人なんかじゃない 36











~Yside~









『もっと俺に集中して』








そんな独占欲にかられた台詞を言ってしまうとか、俺ってどれだけ君に夢中なんだろう







触れるたびに漏れる甘い声、必死に抑えようとする手を掴んで真上から見下ろした






はだけたシャツの隙間から覗く滑らかな肌、恥ずかしそうにキュッと唇を噛んで視線を逸らす君






真っ赤に染まった首筋が堪んないな








「………ま、待って、僕まだシャワーも///」




「待てない」




「ダメ、きっと汗臭い……んっ///」




「そう?甘い匂いしかしないよ」




「………やっ………ああっ///」







首筋に舌を這わせて素肌をなぞると、ピクピクと跳ねるから止まらなくなる







そっと撫でた君の中心は確実に熱を孕んで、布の上からもしっとりとしているのがわかる








「………感じやすいんだ」



「!!///し、しらな……あっ……」



「ん、俺に任せて」



「………あっ、ああっ///」









跳ね上がる体にいくつものキスを落として、二人ベッドの海へと沈み込んだんだ

































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. 恋人なんかじゃない 35












~Cside~









「………あっ………待って///」



「無理」



「………なっ!!……んっ///」







急に抱き上げられたと思ったら、そのままベッドルームへと連れていかれて






見つめられたまま優しく横たえられると嵐のようなキスが降ってくる






あまりの急な展開に頭がついていかないのに、あなたの指は確実に僕の素肌をなぞっていく






そういやシャワーも浴びてないし、なんて抗議の声も聞いてもらえずに






首筋を這うあなたの舌に、体を震わせることしか出来ないなんて






なんでこんな事になったんだっけ、そうだ一緒に暮らそうって言われて、それから……






「こら、何考えてる?」



「………つっ///」






チリリと首筋に走る痛み、きっと跡がついているのに……それって確信犯って事?






拗ねたように僕を見下ろすアーモンドの瞳、太ももに感じる熱を押し付けられて顔から火が出ちゃいそうだよ








「もっと俺に集中して」



「そ、そんなのとっくに…………んぁっ///」







素肌を撫でていた指がゆっくりと下りて僕の中心を撫でるから、自分でも驚くほどの甘い声を上げてしまった僕だったんだ

























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紫苑☆

Author:紫苑☆
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