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苺な彼とビールな僕

. ユノ社長の恋人 44











~Cside~









「で?何なのその余裕?」




「へっ?よ、余裕?///」




「うん、だって………朝から社長ってばコ課長と打ち合わせで出かけるのにさ」




「ああ、べ、別に僕は……///」








朝からテミンさんにあまりにじっと見つめられてドギマギとしてしまう






だって、まさか僕が社長と付き合ってるなんて言えるわけないし






ば、バレてるにしても………






テミンさんは知らんぷりを決め込む僕に大きく溜息をつく






ああ、これ以上詰め寄られたら逃げられない気がするよ///












……あの日、社長の家に泊まった夜は本当に色んな事があって






コ課長と抱き合ってる所を見た時にはショック過ぎてその場を逃げ出してしまって






でも、あの後社長が僕を探しに来てくれて、それから部屋に戻って、いっぱい愛されて……





バスルームで逆上せてしまうトラブルはあったものの






その後は、その………やっと///






結構積極的な事言っちゃったし、次の日の朝は起きられないしで、まともにユノさんの顔も見れない僕に






『やっと俺だけのものになったね』






なんて、満面の笑みで言われちゃって///







甘過ぎる朝に居たたまれなくなって、もう一度ベッドに潜り込んでしまった






自信があるって言えば嘘になるけど


愛されてるってたっぷり実感させられたから







愛してるって何度も言ってくれたから








うん、僕は大丈夫!!










「チャンミン、第二会議室にお客様!!」



「あ、はい!!///」








こうして日々テミンさんにどやされながらも、社長の片腕とまではいかなくても、小指くらいになれるようにって思う僕だったんだ









































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. ユノ社長の恋人 43












~Yside~









「チャンミン大丈夫?」




「……ん、も……無理……です///」




「逆上せちゃったね、ほら、掴まって?」




「………す、すいません///」









チャンミンに煽られるままにバスルームで蕩けるようなキスをして、お互いに求め合ったまではよかったが





……あまりの反応の良さに夢中になり過ぎてしまった





二度目の熱を放った後へなへなとその場に座り込んでしまった君






真っ赤な顔で見上げるから慌ててタオルで包んでバスルームを後にした






せっかくの雰囲気が台無しになってしまったが、なに、慌てる必要はない






だってね、俺達はまだ始まったばかり………






くったりとベッドに横になる君の額に冷たいタオルを乗せてやる







ピクンと跳ねた後気持ち良さそうに目を閉じるから思わずその髪を撫でてやった






「………冷たくて気持ちいい」




「そうか、良かった」



「………ユノさん、あの///」



「ん?何?」



「……あの………つ、続き///」




「バカ、煽るな」




「………で、でも///」









そう言ってTシャツの裾を掴む君が愛おしくて、艶々の頬にそっとキスをしたんだ











































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. ユノ社長の恋人 42












~Cside~











『こ、このまま僕をあなたのものにしてください///』











思い切って言ってみたものの、恥ずかしくて俯いてしまった僕







恐る恐る見上げた先には優しく僕を見つめるアーモンドアイがあって








ああ、僕はこの瞳に囚われているんだ………








無言で抱き寄せられたと思ったら、蕩けるようなキスが降ってくる







息もできないほどの口付けに必死で体を捩るのに、とても許してもらえそうもない








「………んっ……ユノさ……///」




「覚悟はいい?シム・チャンミン」




「……え?………あっ…ま、待って///」




「待てない」




「で、でもっ……シ、シャワー!!///」




「ふふ、一緒に浴びよう、洗ってあげるよ」




「……あ、あらっ!?……んっ///」







キスの合間に服を剥ぎ取られ、攫われるようにしてバスルームへと連れていかれてしまうとか







………覚悟とか、もうそんなのとっくに///








おでこをコツンと合わせて微笑みあって、僕らは2人で熱めのシャワーを浴びたんだ






















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. ユノ社長の恋人 41











~Yside~










『今は君だけだよ、シム・チャンミン』









恋人の手を握ってそんな甘いセリフ、まさか自分が言うことになるなんて……







だってね、君に嫌われたら生きていけない






どう言えばいいのか


どうしたら伝わるのか………







まるで子供のように君の顔色を伺って、俯いたままの君をそっと抱き寄せる






昔のことを言えば君だって同じこと






きっと誰かと恋をして、キスをして……






ああ、そんな事考えるだけで頭がおかしくなってしまいそうだよ







俺は、こんなにも君を………









「……ユノさん……苦しい、です///」




「ああ、悪かった、つい、ね」









君の言葉に離れようと腕を緩めたのに、胸に顔を埋めたままの君はなんだか泣いているようで







「……チャンミン?」




「離さないでください」




「………え?」




「こ、このまま僕をあなたのものにしてください///」









そう言って見上げる瞳はまるで宝石のように綺麗で、暫く見惚れてしまった俺だったんだ























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. ユノ社長の恋人 40













~Cside~











『チャンミン、聞いてほしいんだ』







僕を強く抱きしめた後、ぎゅっと手を握って話始めたユノさん








その後からの話は僕がこの会社に入る何年も前の話だった








ユノさんがまだ社長に就任する前の話……







当時、前社長の秘書であったコ課長への憧れとか、その当時の自分の状況とか……









ちゃんと、ユノさんの口から聞く事が出来てよかった





そりゃ勿論聞き辛いことも多々あったけど、でも、ちゃんと話してくれたから






僕に嘘はないって言ってくれたから………







「………付き合ってはなかったんですか?」




「ああ、そうだね」




「………」




「まだ気になる?」




「……いえ///」




「今は君だけだよ、シム・チャンミン」











そう言って僕を見つめるアーモンドの瞳があまりにも綺麗で、思わず視線を逸らしてしまう僕だったんだ












































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紫苑☆

Author:紫苑☆
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