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苺な彼とビールな僕

. 鈴カステラの花火大会 31













~Cside~












『バカ、謝んなくていいよ、もう泣くな』










そう言って僕を抱き締めてくれるユンホさん、ああ、やっぱり助けに来てくれた!!







嬉しくてぎゅっと抱きつきたいのにまったく力が入んない






さっきヘンタイさんの言ってたお薬のせいなのかもしれない







「おーベイビー!!なんて事だ!!何か飲まされてしまったのかい?」





「イェソンさん!!来てくださったんですね!!///」





「当たり前じゃないか、どれ、治してあげよう」








僕の前に跪いたイェソンさんはパチンと指を鳴らした







と、朦朧としていた頭がスッキリと晴れて段々と意識がしっかりとしてくる








ニコニコと微笑むイェソンさんはまるで天使のようで……









「ベイビー、気分はどうだい?」




「だ、大丈夫、です///」




「そうか良かった、さ、そろそろこの場を立ち去るとしよう、騒ぎになると困るからね」




「イェソン!!」




「ヒチョル、こいつを警察に頼む」




「任しとけ!!」




「チャンミン、その……少し前閉じよっか」




「へっ?あ!!///」









乱れてしまった浴衣の襟を直してくれるユンホさんは、照れ臭そうにゴホゴホと咳払いをしたんだ



































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. 鈴カステラの花火大会 30












~Yside~













「チャンミン!!!!」




「なっ!?グエッ!!」









急いで救護室の中に飛び込むと、目に入ってきたのは有り得ないような光景!!







はだけた浴衣のチャンミンに跨る変態らしきおっさんの姿!!







俺は勢いをつけるとそいつ目掛けて目一杯体当たりをしてやった






クソッ!!


よくも俺の鈴カステラに!!







と、おかしな声を上げて転がるおっさん!!







そしてそいつが起き上がる間も無くイェソンがパチンと指を鳴らすと、ベタンベタンと音を立てて地面に叩きつけられた!!







「なっ!!何だこれっ!!いてっ、いててっ!!」






半泣きのオッさんは白目を剥いてぐったりと倒れこむ







ちょっとやり過ぎじゃねえかとも思ったが、腕の中でくったりとしたチャンミンを見りゃ当然のことだと思えてくる!!









「うっ……ユンホさ……グスッ……ごめんなさ……グスッ」





「バカ、謝んなくていいよ、もう泣くな」





「うっ……怖かった……グスッ///」









泣きじゃくる鈴カステラをぎゅっと抱きしめて、落ち着かせるようトントンと背中を撫でてやったんだ









































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. 鈴カステラの花火大会 29












~Cside~











「あっ……いやっ……!!///」





「んん~まだ元気だねぇ、でもそろそろ薬が効いてくるはずだよ」





「やだ!!浴衣捲らないでくださいっ!!///」





「ほほう、可愛い下着をつけているね、これは脱がしがいがありそうだ」









両手足を縛られてコロコロと転がるけど、お薬が効いているのかいつもみたいに動けない






浴衣の裾はピラリと捲くられちゃって下着は丸見えだし!!






うう……せっかくユンホさんに買ってもらった新しいイチゴのパンツなのにっ!!





胸だってはだけて襟は肩まで下がっちゃってるし!!





僕の小さなおっぱいも丸見えになっちゃって、ヘンタイさんが舌舐めずりをしたのが見える!!






うわ、気持ち悪い………






吐きそうになるのをグッと我慢する僕、意識も朦朧としてきてこのままじゃ……!!










「いい表情だね、鈴カステラちゃん」




「いやあっ!!ヘンタイッ!!」




「ぐへへ」




「チャンミン!!!!」




「なっ!?グエッ!!」









抵抗もできずにのしかかられて目をぎゅっと閉じた瞬間、ユンホさんの声が聞こえてヘンタイさんは真横に吹っ飛んでいったんだ































. 鈴カステラの花火大会 28











~Yside~












『大丈夫、まだおそらく無事です』









そう言ってイェソンとヒチョルはにっこりと笑った






ああ、来てくれたんだ、なんて感動している場合じゃない!!








「チャンミンが!!」




「はいはい、わかってますよ、ほら掴まって?あ、ドンヘさんはこちらにいてください」




「へっ?あ、はい!!」




「おわっ!!」







イェソンとヒチョルは俺の両脇をしっかりと掴むとパチンと指を鳴らした






と、足元がゆらりと揺れて別の場所に移動する、便利だとは思うがいつまで経ってもこの感覚は慣れねぇな







「む、あそこですね?」






ヒチョルが指をさしたのは公園の休憩所、さっきまでの人混みはまばらになり中には誰もいないようだが……






俺たちは急いで休憩所の中へと入り、鈴カステラの姿を探した





そして一番奥にある救護室の貼り紙のある部屋からか細い声が聞こえた!!







「チャンミン!!」




「ここです、突破しますよ」




「ああ、望むところだ」








イェソンの声に体当たりしようと助走をつけて走り出した瞬間、パチンと音が聞こえてその扉がゆっくりと開いたんだ








































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. 鈴カステラの花火大会 27













~Cside~









『奥ですればいいじゃないですか、ね?ちょっと休憩しましょう』








ソンさんに押されるようにして入った奥の部屋、休憩所の奥にこんなところがあるなんて







入り口には救護室って書いてあったから、きっと気分の悪い人達が来るところなんだろう








キョロキョロとあたりを見回していると、後ろに気配を感じてハッと振り返る






後ろに立っていたのは勿論ソンさんで、でもなんだろう、さっきまでと雰囲気が……?







「そろそろ効いてきたかな?」




「えっ?あっ!!何するんですか!!」




「ふふ、嫌がってるのは最初だけだよ、ね?」




「いやあっ!!離してっ!!」








後ろ手に手首を掴まれたと思ったら、ロープのようなもので両手を縛られる





これってまさか、この状況って!!






「んふふ、鈴カステラちゃんは可愛いねぇ、おじさんと良いことしようね」






床にコロリと転がされて足も縛られてしまう僕!!なぜか体が動かなくなって……?






「ちょっと眠くなるお薬飲ませたからね、大丈夫、痛くしないから」



「く、薬!?あっ、さっきのジュース!!」




「ふふ、ご名答、ついでに目が覚めたら記憶も消してくれるから、ね?」




「へ、ヘンタイさんだったんですね!!グスッ」




「すぐに気持ちよくしてあげるよぐへへ」









腕と足を括られたままコロコロと転がった僕は、とうとう壁際に追い詰められてしまったんだ




































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紫苑☆

Author:紫苑☆
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